ストレス解消に桂花
ストレス解消に桂花
今日はストレスを完全には取り去ることは無理ですが、ストレスによる諸症状を和らげてくれる薬膳をご紹介していきます。
みなさんは、どんな時にこのような思いを抱きますか?
「気分がいい」「ほっとする」「心地良い」
すべての方ではありませんが、「香り」に癒やされるというのは多くの人が感じることではないかと思います。
アロマテラピーなど、香りで治療を行ったり、気分を変えたりできるものとして、様々なところで使われています。
漢方でも、香りは重要な要素として考えています。
例えば、ジャスミン茶。お茶の味も楽しみながら、香りもふわっと身体に取り込むことで、気持ちを落ち着かせたり、気分を上向きにしてくれる、「気」の部分に作用してくれます。
イライラしたりするときには、気血水弁証でいう「気滞」という、身体に気の滞りが存在し続けることで、それが嫌な気として身体に蓄積し、モヤモヤと何かが積り、晴れない気分になります。
そんなときは、香りでモヤモヤを押し流すことも効果があるのです。
これはキンモクセイ。小さい黄色い花を乾燥させたものが「桂花(けいか」と言われ、お茶素材として使われます。桂花には、「理気」というきの流れを良くするはたらきがあるので、味と一緒に十分香りも楽しんでみてください。緑茶に適量入れても、だるさを取るお茶になります。
ぜひお試し下さいね!
女性のからだを労る薬膳
女性のからだは、とても複雑な仕組みを持っています。
からだの周期は女性が7年、男性は8年の周期として考えられ、特に女性は、その一生を「血」によって左右されると言っても過言ではないほど、「血」と密接なつながりを持っています。
五臓の中で、肝は血を貯蔵すると言われています。
血の巡りとなると、他の機能と連鎖するところでもあるので、血を蓄える貯蔵庫のようなイメージで考えていただくといいでしょう。ですから、女性の養生を考える薬膳としては、帰経が肝に値するものがよいとされています。
では、肝をいたわり、血と関わりが深い食べ物は?
ごく簡単にイメージするならば、赤いもの、黒いものなど。ざっくりとしすぎていますが、漢方では色も五行の一つですから、血に近い赤や黒などは、その色のごとく、血に深い作用をもたらすという考えなのです。
また、五行の関係により、腎は肝の母といいますが、腎が表す色は黒なので、その点でも合点が行くということでしょうか。
クコの実、紅花、バラの花(メイクイ)、羊肉、人参、黒ゴマ。いちご、黒キクラゲ、しいたけなどもオススメです。滞りをよくしてくれる、香りの良い物も実は女性の味方です。
ぜひ食生活に採り入れてみてくださいね!
(イルチブレインヨガの薬膳より)
気持ちのいい季節になりました!
これから、梅雨前までが
新緑もまばゆい、
とても、気持ちのいい季節ですね。
2日から6日までお休みですが
3日のみ夕方から営業します。
ぜひ、体験にいらしてください!
一緒に爽やかな汗を流しましょう!
お待ちしております。
080-6632-0316
内田まで。
ホルモンバランスが乱れがち
4月になったというのに、低気圧襲来など、おかしな気候が続いています。
最近、生理が辛い、更年期の症状が気になる…という方も多いのではないかと思います。
春は身体の中をかき乱していくので、特に病気にならなくても、ちょっとしたことでバランスを崩しやすくなっているので、注意が必要です。立て看板が風に吹かれて倒れてしまうように、一見立っているように見えても、いつ倒れてしまうかわからない…それが春なのだと肝に命じておくほうがいいでしょう。
おすすめなのは、倒れそうかな?と思ったら、しっかりケアしてあげる事。
決して無理(負担)をかけ過ぎない。自分自身の気配りで、改善できることはたくさんあるのではないでしょうか。
今日の薬膳ネタは、「玫瑰花」です。ローズといえばわかりやすいでしょうか?
西洋でもハーブティーに使われますが、薬膳でも主にお茶に使われます。
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効能は、ずばり女性の悩み。
月経の悩みや、更年期の悩み、不安、ゆううつ、緊張、不眠、イライラ。
玫瑰花は心と腎をケアするので、こういった症状を感じた時におすすめです。
血を補う要素もあるので、貧血の方にもいいでしょう。
面白いもので、漢方は、そのものの「色」を大事に考えます。
赤いものは「血」に効く!と言われているんですよ!
召し上がり方は、ジャスミンティーに入れたり、紅茶に入れたり。
ほんのり良い香りがして、安らぎます。
仕事でいらっとする機会が多い方、デスクで召し上がってみては?!